BE THE WOLF『Imago』(2015年)レビュー

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be the wolf imago

イタリア出身3人組、鮮烈デビュー!

イタリアはトリノ出身のハード・ロック/オルタナティブ・ロックバンド、2015年リリースの1st。

結成は2011年で、メンバーはFederico Mondelli(ボーカル/ギター)、 Marco Verdone(ベース)、Paul Canetti(ドラム)の3人。

バンドは2012年にシングル”Chameleon”をリリースしたのを皮切りに、その後もコンスタントに新曲をYoutubeなどで公開。これまでに実に8曲を公開しており、それらはすべてこのデビュー・アルバムに収録されています(アメリカのメタルコア・バンドKILLSWITCH ENGAGEのアコースティック・カバー”The End of Heartache”は国内盤ボーナス・トラックとして収録)。

トリオ編成らしいシンプルなサウンド

トリオというシンプルな編成からなるこのBE THE WOLFですが、そこから放たれるサウンドもこれまたシンプル。力強く疾走感のあるドラムとギター、そしてキャッチーなボーカル・ラインを武器にしたストレートなロック・サウンドを展開しています。

曲が良い&ボーカルが良い

このアルバム、先に言ってしまうとめちゃくちゃ気に入っているんですが、何と言っても「曲が良い」。湿っぽくなりすぎない程度に哀愁を帯びたメロディとダイナミックなメジャー感を併せ持った楽曲は、ジャンルを超えた広い層にアピールし得る普遍的な魅力を放っています。

それから「ボーカルが良い」。シンガーのフェデリコ・モンデッリによる伸びやかでやや甘めな声質の歌唱が非常にエモーショナルで、グッド・メロディに溢れた本作に更なる輝きを加えています。

その声質ゆえか、ハード・ロックを基調としたサウンドに若干のエモ/ポスト・ハードコアっぽさを感じさせるのもポイント。ボーカルのメロディが高音に及ぶときには特にエモっぽく、個人的にはその手の音楽も割と好きなのでプラスです。また、エモっぽいと言っても、それ系のシンガーにありがちなナヨッとした感じがあまり無いのも好印象。フェデリコ・モンデッリ、良いシンガーです。

10曲34分のコンパクトさも好印象

どの曲も強力なフックを持った良曲揃いの中、サビのスキャットが印象的なリーダー・トラック#3″The Fall”、本作中最もスピーディな#7″Florinda’s Murderer”、いかにも「エモ風」な哀愁が耳を惹く#5″24″#8″Dust in Hoffman”が特にお気に入り。全体的にミドル~アップ・テンポにまとめられている点や、10曲34分というコンパクトさもスパッと聴けて大変良いですね。

これは傑作 メタラーもお試しあれ!

これは素晴らしい!普段当ブログで取り上げるような「メタル然としたメタル」とは少し音楽性が異なりますが、そうしたバンドのファンもお試しあれとプッシュしたくなる一枚。おすすめです!

PV

“Chameleon”


“The Fall”(おすすめ!)

“Jungle Julia”

“The Comedian”

“Florinda’s Murderer”

“Dust in Hoffman”

“One Man Wolfpack”

“The End of Heartache”(国内盤ボーナス・トラック)

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無題

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コメント

  1. いが より:

    このバンドめちゃくちゃいいですね!さっそく今度アルバム買おうと思います。

    バンド名が似ているBeta Wolfというバンドを思い出しました。
    サウンドもちょっと似てるので是非聞いてみてください。
    https://www.youtube.com/watch?v=dpxB2ALE_kw

    • DevilGateBlogger より:

      >いがさん

      BE THE WOLFいいですよね!ここ最近のイチオシです(笑)。

      BETA WOLFは初めて聴きましたが、なるほど確かにいろいろ通じるところがあってカッコいいですね。教えていただき、ありがとうございました!

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