「俺の灰はライブで撒いてくれ」最期の願いを叶えたデス・メタラー

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dying fetus

Rest in the Pit!

http://teamrock.com/news/2016-05-05/fan-s-ashes-scattered-at-behemoth-and-dying-fetus-shows

メタルが好き?死ぬほど好き?いやいや、死んでも好き。「自分の好きなもの」への愛情を表現できるのは、なんと幸せなことでしょう。アメリカはイリノイ州シカゴの「ニック」と呼ばれた彼はこの瞬間、世界で最も幸せなメタラーだったかもしれません。

アメリカのデス・メタルバンドDYING FETUSが、「ニック」という名の亡くなったファンの遺灰をステージから撒き、哀悼の意を表しました。

バンドはステージに上がる直前、公式Facebookにてニック氏の遺灰を収めた容器の写真を投稿。「ニックという名のDYING FETUSファンが亡くなった。DYING FETUSのライブで遺灰を撒かれるのが彼の望みだったそうなんだ。どう思う、やるべきだろうか?」とファンに問いかけます。

反応は案の定”YES!”の嵐だったようで(笑)、ライブ終了後、ニックのお気に入りだった”Homicidal Retribution”という曲の演奏中に彼の遺灰をモッシュピットの中へ撒いたとFacebookで報告。”may he RIP. Rest in the pit“とメッセージを送りました。

“Homicidal Retribution”PV

ポーランドの「巨獣」BEHEMOTHも

ニック氏へ祈りをささげたのはDYING FETUSだけでなく、その前週の4月29日にはポーランド出身のデス/ブラックメタルバンドBEHEMOTHが同じくシカゴで行われたライブで彼の遺灰を撒いています。

その様子がこちら。

All I’ve got to say is, wherever you are, rest in peace, my friend.

実現したのは友人のDavid Rich氏

この「メタル葬」を実現したのは、ニックの友人David Rich氏(上の動画もDavid氏によるもの)。ニックの好きだったバンドのライブへ赴き、遺灰を撒いてもらうよう依頼していたようです。

このリクエストに応じるバンド側の優しさもさることながら、何といっても亡き友のために自らアーティストに交渉してしまうDavid氏の思いやりが胸を打つじゃないですか。その凶悪なサウンドとは裏腹の、なんとも心温まるエピソードでした。

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コメント

  1. Loki Holst より:

    この記事を見てMetallicaの「Frantic」の歌詞にある一説を思い出しました。

    My lifestyle determines my death style
    (俺の生き様が俺の死に様を決める)

    • DevilGateBlogger より:

      Loki Holstさん、コメントありがとうございます!

      “St. Anger”アルバム、懐かしいですね。私がメタルを聴き始めた頃に聴いたアルバムで、”My Lifestyle~”の歌詞には「なかなかカッコいい言葉だな」と思った覚えがあります。確かにピッタリのフレーズですね。

  2. より:

    日本国籍だったらできないだろうな…法律の関係で
    死ぬ直前に国籍変えればいいんだろうか

    • DevilGateBlogger より:

      人さん、コメントありがとうございます!

      日本国籍でも海外で散骨することは問題ないみたい(たぶん)ですが、どちらにしろライブ会場に撒くのはかなりレベル高いですね(笑)。

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